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Hordeolum/麦粒腫

Hordeolum、日本語では麦粒腫
なんのことか分かりますか?



これは日本で一般に「ものもらい」と呼ばれるまぶたの辺りが赤く腫れたり膿が出たりするあれですね。アメリカでも「Stye」という名前でみなに知られています。ちなみに全国で色んな呼び方があって、面白いサイトがありましたので興味のある方は見てみて下さい。ちなみに、我が実家熊本では「お姫様」と呼びます。
http://www.rohto.co.jp/mono/

見てみると東北地方では、ばかと呼んだり
関西地方などではめいぼやめばちこと呼んだり色々です。面白いですねぇ。。

とにかく正式な名前は麦粒腫。英語ではStyeといいます。
出来る部位によって外麦粒腫と内麦粒腫に分類されます。


比較的多いのが外麦粒腫(an external hordeolum)、まぶたの皮脂腺(sebaceous gland)で起きます。皮脂腺からは脂や汗が分泌されていて、その腺の中に細菌が入り込んで増え、炎症が起きたものを外麦粒腫(External stye)と呼びます。。痒みを伴って赤くなったり膿を伴ったりします。皮脂腺での感染ということを考えると、ニキビと同じようなものでしょうか。

external stye


styeanatomy.gif


もうひとつは内麦粒腫(an internal hordeolum). 上記目周辺のanatomyを見てもらうと分かるように、まぶたのフチの上下に、目のために脂を分泌するマイボーム腺(meibomian gland)という腺があります。ここから分泌される脂は、眼球の表面の涙の上に浮かんで目が乾燥するのを防せぐ機能を持っているそうです。この腺に細菌が入り込んで炎症を起こしたものがInternal stye、つまり内麦粒腫。こちらは外麦粒腫に比べると頻度は少ないそうです。(ちなみにこのMeibomian Glandが機能不全になる症状やInflammationを起こす症状なども存在します)。



原因はStaphylococcus aureus(黄色ブドウ球菌)またはStaphylococcus epidermidis(表皮ブドウ球菌)が主で、この菌達は誰の皮膚にも存在していて幹部を清潔に保っていなかったりだとか、寝不足ストレスなどで免疫システムが低下しているとき、アレルギー性結膜炎の患者などで目を掻くクセのある人によく起きるといいます。



経験おわかりでしょうが患部を清潔に保っていれば特に治療せずとも1週間前後で治ります。
ただ出来るだけ早くなおしたい場合、患部の痒みや痛みが強い場合はお医者さんにいって、抗生剤の点眼や内服での治療も可能です。外用の塗り薬もあります。また、進行していくと化膿が酷くなって、腫れが大きくなってきますので、一部切開して膿を取り出す処置もするようです。とにかく自分がこの麦粒腫だと思ったら、コンタクトレンズをつけているかたはその期間は絶対につけてはいけませんし、女性のメイクアップもよくないですね。



日本では有名なものもらい、アメリカでもStyeというなで世間に知れ渡っていました。
とりあいず患部は清潔に!って事ですね。

ちなみに処置の一つとしておもしろい違いを見つけたのですが、いくつかの資料を見ていたら
日本では患部を冷やすと痒みや痛みが緩和されると書いてあったのですが、
アメリカでは冷やすのではなく温めるとの表記がほとんどです。

なんなんでしょう。
自分の感覚では、冷やすのはたしかに痛みや痒みを抑えると思います。
一方温めるというのはInfectionの時などに膿を早く出したい場合など, to accerelate drainage of affected area効果を狙っているのではと思っています。以前所属していた野球のチームドクターも温めるのが一番だと言っていました(Relief the symtomsに)。おそらく他の場所の感染と違い、目という非常にtouchyな箇所の問題なので、掻きむしることによって角膜をきづつけたりするのを防ぐ→痒みを抑える、目的で日本では冷やすという選択肢をとるのでしょう、特に子供の患者には。

というのが自分の感覚ですが・・が実際はどうでしょうか。

最後にもう一つ
英文で調べいていたら必ずセットになって出てくる単語がありました。
それがChalazion。日本語では霰粒腫(さんりゅうしゅというらしいです。

写真

chalazion3.jpg

chalazion2.jpg


これは、ものもらい、つまり麦粒腫と混同されやすいですが、細菌性の感染ではなく、マイボーム腺の分泌穴がなんらかの理由でつまり、(患部の清潔を保っていない、慢性のストレス、疲れ、化粧を落としていないなど)。出られなくなった脂はマイボーム腺の中でカプセル状に固まってしまってできもののように腫れてしまいます麦粒腫と違うところは痛みが無いところです。Internal styeからの二次的なもので発症する場合もあるそうですね。目立ったできものになるので美容的な観点から見たら女性にはたまりませんでしょうし、自然になくなることもまれにありますが、大きくなったら治療しなければ基本的に治りません。

ただし簡単な手術で直るといいますし、大きなできものが実は腫瘍だったら大変なので、しばらく立っても直らなかったらすぐにお医者さんにかかることをお勧めします。




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